公立小学校へ入学するも、だんだん居場所がなくなっていく…【OASIS誕生秘話 その1】
今日はなぜオンラインアフタースクールOASISを立ち上げたのか、その経緯を3話に分けてお話したいと思います。
カナダから帰国後、双子の子供たちは民間保育園→公立小学校に入学
カナダ人の主人との間に授かった双子の子供達:JNとJS。帰国後JNJSは日本の民間保育園・民間幼稚園に通いました。
小学校は住居エリアで決められた公立小学校に入学、低学年の3年生位までは何の問題もなく毎日元気に登校していました。
4年生になるとクラスメートから辛い言葉をかけられはじめ…
しかし4年生の夏頃からクラスメートをはじめ、違う学年の子供達にも辛い言葉をかけられるようになりました…。
「どうして日本で暮らしてるのに日本語がおかしいの?」
「外国人には給食のお代わりはないよ」
「外国人は危ないから近づいたらダメ って親に言われてるから近づかないで」
「別に嫌いではないけど、日本人がいいから、外国人とは友達にはならない」
こういう言葉を言ってくる子供達は本心を言っているだけなのでイジメてるとか仲間外れにしているという感覚はないのかもしれません。
実際JNJSはパパの遺伝が強いからか見た目は白人っぽく、言葉も家では英語がメインだったため、日常会話では間違った日本語を話したり、
イントネーションがおかしいなどがよくあります。
“見た目が違う” “日本語がおかしい”…自分との違いが大きな違和感につながる?
低学年くらいまでは自分と他の人との違いがあってもさほど気にならず、一緒に遊んだりお話したりすることの優先順位が高かったのが、
高学年になると違いや微妙な異なりを感じるようになり、自分と何か違う相手に対して強い違和感を持ってしまうのかも知れません。
またそういう成長の過程で次第に感じてくる多感な感情や嫌悪感を正直に発してしまうのでしょう。
でも、、、言われた方はかなり傷つきます…
自信を失う娘たち…
そしてJNJSにすれば【多国籍キッズ】であるという自分たちではどうしようもできないことを指摘され、拒否されることで、みるみる自信を失い、
「どうして私たちは普通の日本人じゃないの?」と自分の存在価値を否定するようになってしまいました。。。
次回に続く